2016年10月15日土曜日

ニュージーランド キーゥイの旅(4)

【 ジップラインで原生林を滑空 2016/9/23 金


とても楽しみにしていた日がきました。

ロトルア・キャノピー・ツアーズで、
原生林の奥深くに入って、樹上に登り、木の上の吊り橋を渡ったり、
ロープにハーネスで吊るされた状態で木々の間を滑空するジップラインと言うアドベンチャーに参加するのです。



朝、小雨と曇りが交互、どうかな〜?とホテルで待つと、いかにもな車でお迎え。
緊張しつつ乗り込むのがわかるのか、とってもフレンドリーに話しかけるkiwiさん。
(ニュージーランドっ子は自分たちのことをkiwiと呼ぶ)


 この車である!


 車でショップに移動、その時リスが!


ショップでは、まずは概要を説明されたんだと思う(英語なのでry)。
渡されたipadに契約内容があって、サインしたり、質問にチェックをつけたりしてから
ツアー参加OKになります。

 ショップの外は装備がいっぱい。

 じゃあ装備をつけようか〜

 またいでください〜

 肩にかけてください〜

 命綱ね〜

 これで滑るのか。どきどき。

そして車で山奥へ。
本日のインストラクター2名が、明るくトークを炸裂している。
「さあ、今から一番デンジャラスな時間だよ」とは車の運転のこと。

一人ずつ名乗らせて、自己紹介。
「Hello!My name is ◯◯」
「Hi〜 ◯◯(全員の唱和)」
「I like ◯◯・・・」みたいな教科書英会話が続く。やべえ、大ピンチだ。

I like Chipmunk I like Chipmunk I like Chipmunk うわあ・・・
と思ってると、夫が代表して語ってくれたのでめっちゃ助かりました。(;▽;)

 そうこうするうち現場に到着!

 でっかいシダ。ロストワールドみたい。

 原生林の奥をずんずん進んで行く

 ここが Zip Line のTake off 場所

 こんなコースでまわる (後で知った)

 これかあ!
 木を守りつつがっちりした作り

 ジョイント部分はこんな作り・・・

 

あなたはこんな風に命綱で守られますよ〜とか言ってるにちがいない。

 ジャンプは禁止!

飛び降りるのではなく、階段を下がりつつ腰掛けるイメージでそっと滑ります。



 先に行って受け止めるからね〜

 こんなところを・・・

 しゃ〜っとな!

気持ちいいぞぉぉぉぉ!
足の部分がしっかりホールドされているので、腰掛けてる感覚で怖くない。
隠れ高所恐怖症だと思っていたけど、森のてっぺんって遠近感がよくわからなくて
そんなにものすごい高いところにいるって感じがしなかった。

 お次は吊り橋

 うひょ〜長いので結構・・・(((揺れる)))

 きゃきゃきゃきゃきゃきゃ


 こういう景色の上を滑る

 ここは一番長いラインだ

 ここにうまく乗るのだぞ。

 よっしゃ〜!乗れました。

 すぐに彼の手を取らないと、低いところに戻る

 着地失敗者の救助風景


私の後に滑った女性が着地に失敗して、ロープがたわんだ下まです〜っと戻ってしまい、
インストラクターが救助に出る場面も。
ゆっくり近づいて、彼女を捕まえて、腕の力でロープを手繰りながら戻って来た。
「こうなっても助けてあげるから大丈夫だよ!」
と軽く言ってたけど、結構しんどそうだった(笑)



 「歩きながら自然を学ぼう」の時間もあります

 木々には苔がびっしり



森の中で外来動物のレクチャーを聞く。
NZにいなかった動物が、外国からどんどん持ち込まれた歴史や
外来動物の駆除活動がパネルで説明されていた。

 ちょっと悲しいポッサムトラップ

キーウイのような「飛べない鳥」は、外来動物によってどんどん食べられちゃうので、
森の中には写真のようなトラップがたくさん。
キーウイのためとはいえ、オポッサムとか可愛いので複雑な心境で眺めた。


 中空で記念写真

もう最後かな?というあたりでインストラクターさんから
「いいニュースと悪いニュースがあるんだ」と映画のようなセリフ。

悪いニュースは、もうこれが最後のジップラインだということ。
いいニュースは、ここから病院が近いから、最後はどんな無茶しても大丈夫だぜ!

・・・というわけで、逆さになりながらハイテンションで滑って
みんなで大笑いをして、キャノピーツアーは終了です。
心配された雨にやられることもなく、途中で薄日が差すほどの恵まれよう。
ほんっと、最高でした。



こんなことだったんですよ↓ 公式youtobeより





【動くキーウイに会えるかな? キーウイ エンカウンター!】

  Rainbow Springs Nature Park

ツアーが終わると雨が降り出し、ギリギリセーフ!!ツアー事務所の真正面に、
次に行きたかった動物園、レインボースプシングスがあってラッキー!
まず入り口で ”キーウイエンカウンター” の予約(14:00)をとり、園内へ。

 お約束な標識がお出迎え。

 巨大な翡翠!に水が流れてた。

 湧き水の泉。雨じゃなければもっと...

 光があればレインボーなスプリングスなのに....

 レストランに何か歩いてません?

 おまえか!(店の人にマジ追い出されてた)

 とてもハンバーガーに見えない。

昼食はステーキにキノコをのせたハンバーガーなのだが、肉が大きすぎてパンが見えない。
ウマウマ。
時間がやってきたので、エンカウンターツアーに合流。

 いるかないるかな?

 まずはkiwiの種類をパネルで学習

 こんな大きさですよ。もっふり。

 以外と足、長いやん。

 よくできた剥製。本物は撮れないのよ


このツアーはkiwiの保護活動、人工飼育のバックヤードをみせていただく
・・・という特別なもの。料金も+10$(寄付金のようなものだ)。

孵卵器や、卵、それから生まれて間もない子 kiwiの体重測定が見れました。
体重を計った人が記録をグラフに入れたページを見せながら「やった、増えてるよ!」
という喜びの表情を見せていたのが印象的。
わかるわかる。子リスの体重がふえてるとうれしかったもんなあ。

秘密のバックヤードのあと、今度は一般にも公開されている大人kiwiの間へ。
夜行性動物なので、赤色灯の暗〜い世界。

中はガラスで囲まれた広〜いジオラマで、
kiwiさんが倒木と土の間に何度も嘴を入れて、虫を探している。近い!近いぞ!

途中で給餌タイムになり、飼育員がミルワームをびゃ〜、びゃ〜っと
ジオラマの中に散布しているのを目撃した。(直接はやらないで探させる)

最後の方で一匹がすごい声で鳴き出し

たったったったっ たったかたったか

・・・・と、無限ループで走り回る2匹のkiwiたち。求愛行動なのか???

いやまさか、こんな間近で活発に動き回る奴らを見られるとは思ってなかったので
驚くやら嬉しいやら。
幻かと思っていたkiwiをじっくり堪能できて、大満足でした。


 その夜は祝杯

 ラムシャンクと

 なんとかラムのラムラム飯

豪華、ボリューム満点! うまうま〜(^^)





ニュージーランド キーゥイの旅(5)に続く

                      

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