三日目は台風に追いつかれて、暴風雨の中をひた走る。
青森県立美術館
入っていきなりの、巨大なシャガールの作品にどぎもをぬかれましたぞ。
なんでここにこんな凄い作品があるの?もっと宣伝しないの?とあわわ。
後で調べたら、目玉商品だった。この場所も作品にちなんでアレコホール。
「全4作品から成るバレエ「アレコ」の舞台背景画は、第二次世界大戦中、ナチス・ドイツの迫害から逃れるため亡命していたアメリカで、「バレエ・シアター(現アメリカン・バレエ・シアター)」からの依頼で制作したものです。」(HPより・館内写真も!)
(HP写真)巨大な巨大な幕なのだ
(HP写真)シャガール!贅沢、独り占め。地方の美術館だと、他人にケられずに遠くから絵が見られるから好きさ!
ここと言えば奈良美智(よしとも→って読むのだった)のコレクションが有名。
八角堂のなか「森の子」目を閉じてると、奈良美智って感じがしない。
あれ?あおもり犬はどこ??と思いつつ、館内をさまよう。
館内どんつきにどっどーんと登場。
近づくには外に出て大回りさせられる。
おー、近い、でかい。建物もそうだけど、トイレの仲間でまぶしい白、白、白!
近未来SFかと思うようなトイレでしたよ。
帆立小屋
本日のお昼はワ・ラッセとなりの「帆立小屋」で、焼き魚と帆立味噌焼き〜。
釣り針のついた短い竿を渡され、3分500円で帆立釣りの開始。
口をすこし開いている帆立にフックをかけてつり上げるのじゃ!!
結果は、2匹釣り上げ成功。よかったよボウズじゃなくて。刺身で頂きました。ウマー
ねぶたの家 ワ・ラッセ
アナタの「ねぶた」のイメージってどんなですか?
勇壮な武者姿、なんか昔の合戦のでかいものが山車の上に乗ってる、そんなイメージだったのですが・・・
はぃいいい!???
なんだろうこのドヤ顔でセクシーポーズな動物を乗せた山車!!!
イチゴに囲まれて、ファンシーかつねぶたチックな狂った空間・・・
素敵すぎる。誰か説明ください。
可愛くない巨大な兎がいる〜
きりっとした鹿。動物屋台多いぞ!?ねぶたの屋台は二面性があり、裏面に可愛いもの、奇抜な物が乗っているようでした。
青荷温泉 ランプの宿
三日目は連泊で、ランプの宿へ。(コンセント無し、充電不可)
山道の至る所に津軽弁で励ましの言葉があった。
客室も浴室もランプの炎で照らされた宿
照明は小さな炎のみ。陰影礼賛なのだ。
五右衛門風呂への階段が丁寧な仕事だった。高山稲荷神社
四日目は、津軽半島方面を攻める。
鳥居がたくさんというと、京都の伏見稲荷大社が有名だが、ここにもあるとか。
到着。パワースポットらしいぞ。
おいなりさんがほっかむりしてる!
狐狐狛犬!へんな惑星直列。
この先の階段を降りて太鼓橋を渡ると
おおお・・・
北限の集団鳥居だっ!
伏見稲荷が山の集団だとすると
こちらは日本庭園の鳥居なのだ。わさわさの鳥居をくぐり抜けた先には、お稲荷さんの集団が・・・
コンにちは〜♪
たいてい対になってる
ほっこりペア
クマみたい?疑惑のお稲荷さん
どう見ても猫だよね?旧津島邸「斜陽館」
津軽半島の中心あたりに来ました。
戦後になってから津島家が手放し、昭和25年から旅館「斜陽館」として町の観光名所となり、平成8年3月に町が買い取り、当時の様子を復元→記念館となったそうです。
特に太宰ファンではないけど、せっかくなのでお邪魔しましたよ。
それにしても「斜陽館」っていいのか、そんな名前で・・・・
この囲炉裏に太宰少年あたったかも。
階段に扉がついてるのって、不思議。
ものすごい仏間である。
お大尽め。金ぴかのお仏壇には鶴亀。
階段の踊り場がひろーい。
天井部分は箱根細工みたいだ。
外からは想像できない。2Fの洋間。
ライトも凝ってるなあ。この洋風な感じは、後で見て回る弘前のファンシー建築の堀江佐吉なのですよ。
彼のチームが請負って、棟梁は四男の斉藤伊三郎氏だそうです。
2F 太宰お気に入りの部屋
ここにある「斜陽」が潜在意識に・・?
オサムちゃんはこの部屋に入り浸ったらしい。立佞武多の館
こんな建物(撮り忘れた・wikiより)この祭り、電線が邪魔になってできなくなりいったん途絶えた物を、
ある方が遺品整理をした際に昔の図面が発見されたことをきっかけに、平成8年に80年ぶりに復活させた祭り・・・って、全然知らなかった。
普通につづいてる伝統の祭りだと思ってた。
町民の誇らしげな顔を見て、奮い立ったそうだ。
発掘された明治・大正期の図面建物の中には直近の祭りで使用した3基の山車が収納されている。
まずはエレベーターで最上階まで連れて行かれ、下までぐるぐる回りながら見る。
でかい!でかすぎて写しきれない(汗)
いなせな兄さん、傘さして・・・
悔しい、全体で写すと大きさが伝わらぬ
エヴァか!巨大ロボ発進するところ、見たい!
金魚ねぶたのおみやげが、超ヘン!!!JR五能線木造駅舎
「当初は土偶が線路をまたぐ計画でしたが、安全面等の理由から駅舎正面に設置することとなりました。
見た人は誰もが一度は驚くこの迫力ある姿は、亀ヶ岡遺跡から出土した遮光器土偶をあしらったものです。愛称「しゃこちゃん」として地域で親しまれています。」公式より
しゃこちゃーーん!しゃこちゃーーん!
線路をまたぐ巨大土偶・・・見てみたかった・・・。
土偶の左足はかけた状態で出土しているから、しっかり再現してると言えましょう。
待合室にもペラい土偶が見守っているし。駅員さんに頼むと、目を光らせてくれるよ!(右目のみ・白い小さな光だった)
通常は列車が通過するときに光るそうです。
鶴の舞橋
またしてもJRのポスターに誘われて、さゆりさんの追っかけみたいだ・・・
田んぼアート
立て看板にさそわれて、青森県南津軽郡田舎館村(いなかだてむら)の田んぼアート
夕方に立ち寄ったため、展望台の影が絵にかかっちゃってます。
行くのなら午前中がおススメなのだと思われ。
奇麗にかけるもんだなや。なんで「青天の霹靂」?って、ここのお米の名前なのですって。
毎日食べるものに、その名前はどうかと・・・(汗)
(青森の旅3へ続く)
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